女性のカラダは7の倍数の加齢で変化する。
東洋医学の大昔の文献「黄帝内経」には女性は7の倍数、
男性は8の倍数の年齢の時に体は変化すると記載されています。
そこには女性ホルモンが深く関係しているといわれています。
美容に大いに関連のあるコラーゲンの代謝やヒアルロン酸の減少も
女性ホルモンが影響します。
女性ホルモンは30代から徐々に減少し、お肌や髪などの
見た目の衰えから始まり、40代以降は体の不調も目立つようになってきます。
7歳 歯が永久歯に生え変わり、髪が長くなる
14歳 初潮を迎える
21歳 体が成熟し、背丈も伸びきる
28歳 筋骨がしっかりし、毛髪の栄養状態が最高に
肌に水分を保持する力やコラーゲン量がピークに
女性ホルモンの分泌は20代が最盛期。
お肌の水分保持力やコラーゲンの産生も盛んに
35歳 髪の色艶に陰りが見え始める
頬のハリが失われ始める
保湿力が低下してくるので、お肌のハリや艶が失われ始め、
早い人だと浅いシワが気になり始めます。
日頃から意識して鍛えていなければ徐々に筋肉量が減っていき
たるみなどの状態が出始めます。
42歳 白髪が目立ち始める
お肌の乾燥やかさつきが気になる
月経周期や日数が短くなり、閉経の準備が始まる
閉経に向けた準備が始まり、女性ホルモンが減少
お肌の代謝も衰え、シワやシミができやすくなり髪も薄くなる
49歳 女性ホルモンが急激に減少し、自律神経に影響
更年期症状が出始める
エストロゲンには妊娠の準備をするほか、コラーゲン産生を助け、
血管と骨を強く保つ。
更年期以降はほとんど産生されなくなり、お肌や髪に影響し
見た目年齢も大幅に上げる
56歳 膝の曲げ伸ばし等、関節がカタくなる
慢性的な不調や心血管障害が増える
40代からコラーゲンの代謝が滞り始め、
お肌の潤いが失われます。
50歳になるとコラーゲンは20歳の頃の半分に。
60歳になるとお肌に潤いを持たせるヒアルロン酸は20歳の4分の1に減少します。
このようにカラダの変化は女性ホルモンが大いに関係していますが、残念ながら
女性ホルモンの減少は仕方なく止めることができません。
しかし、意識すればそのスピードを緩やかにすることは可能です。
具体的には
・過度なストレスや不摂生は控える
・睡眠はしっかり摂る
・過度な運動は控える
・適切な食事を摂るよう心掛ける
以上は基本ですが、美容鍼灸を利用することにより、
お肌の新陳代謝を高め、コラーゲン、エラスチンを活性化させ
マイナス5歳若がらせることも可能です。