春にんじんを食べて美肌に
皆さん、春にんじんをご存知でしょうか?
にんじんといえば一年中出回っている
イメージがありますが、にんじんの旬は秋から冬にかけてです。
春にんじんは寒い冬を越した春(3月~5月)に収穫するため、
トンネル栽培で大切に育てられています。
この3月~5月の時期に収穫できるにんじんは少なく、
日本ではほとんどが徳島県産だそうです。
にんじんの主な栄養成分として
βカロテン
ビタミンE
カルシウム
カリウム
食物繊維
鉄分
ポリフェノール などが豊富に含まれています。
なかでも美容に良いとされているβカロテンについてお伝えします。
βカロテンは必要に応じて体内でビタミンAになります。
ビタミンAは皮膚や目の健康に欠かせない大切な栄養素で
髪の毛や爪、皮膚など細胞を活性化させ、
美肌を保つはたらきがあります。
さらに抗酸化作用にも優れ、抗ガン作用や動脈硬化などの
予防にも良く、シワやシミといった肌トラブルにも
有効です。
気になる食べ方としては、このβカロテンは皮に近いところに
栄養素が多く含まれているので、できるだけ
皮付きのまま料理に使いたいところです。
またビタミン類はほとんどが熱に弱いので、
生で食べた方が吸収が良いと言われていますが
βカロテンは加熱した方が体内への吸収性は良くなると言われています。
徳島の豊かな風土と気候の中でのびのび育った
甘くて柔らかい「春にんじん」をぜひ食べてみてください。