当サロンが行う美容鍼灸(しみ)
こんにちは。
美容鍼灸師のヒロヤマモトです。
本日は、当サロンで行っているしみの改善法について
お伝えします。
と、その前に、しみができるメカニズムを簡単にお話します。
まず、人が紫外線を浴びるとメラノサイトという色素細胞が
お肌を守るためにメラニンを作ります。
通常であれば表皮の一番下の基底層というところで
細胞分裂がくり返され、それが上の層に押し上げられて
最後には垢(古い角質)となって皮膚から剥がれ落ちます。
(前回、お話ししたターンオーバーですね)
ところが、加齢・ストレス・摩擦などの物理的刺激ホルモンバランスの乱れなどにより、
ターンオーバーのサイクルが乱れると、お肌の新陳代謝が悪くなりメラニンも留まっていきます。
さらに長時間紫外線を浴びすぎると、メラニンの生成もより活発化します。
このメラニンが増えすぎると、色素沈着が起こりしみとなって現れるのです。
当サロンの考え方は、
肝臓の働きを助け解毒作用を活発化さすことにより
異物を排出します。
また、異物という微少循環障害は、前回お伝えした「お血」という考えから、
全身の循環を良くする必要があります。
まず、しみの局所に直接針を打つことで、血流を良くし、お肌の代謝をアップさせ、
メラニンの沈着を防ぎます。
同時に、鍼灸治療や吸い玉などの全身治療も合わせて行い、体全体の血液循環も
良くすることで、しみの改善を図っていきます。
クライアント様は、まず、しみの真ん中から色が抜けてくることが多く、その後、
徐々にしみ全体がうすくなっていくという経過をたどっています。
よく、久しぶりにお会いした方からは、
「しみがうすくなって、顔色が良くなった」
って言われるようになったと
嬉しいご報告をいただいております。
次回は、このブログでたびたび出てくる吸い玉についてお伝えします。